和歌山県古座川町平井

2016年02月24


日本の滝百選に戻る

Road Map :R371を平井まで遡り、平井から西川方面へ右折。
             途中に林道「西川線」があるので左折して林道に入る。
Route Map:林道終点から踏み跡を辿り10分程で滝壺に着く。
日本の滝百選』  林道西川線の入口を見付けるのと、落石の多い林道を走るのが大変だった。
熊野の観光名所から
古座川支流、平井川の栃谷にある滝。地形図に滝印があるが、あまりに山深くにあり、滝を見た人がいなかっため、「まぼろしの滝」と呼ばれるようになったという滝です。現在は林道ができたため、林道終点まで車で行き、そこから徒歩10分ほどで滝の下まで行くことができます。落差63m、数多ある古座川町にある滝のうちで最も高い滝で、「那智の滝より米俵一俵分低い」と言い伝えられてきました。
まぼろしの滝
国土院の地図でも正式名称になっていると言う”まぼろしの滝”であったが、いくら落差があってもシンプルな直瀑の滝は好みでは無い。既に14時を過ぎてしまったので本日の滝巡りはこれで終える。
まぼろしの滝 (落差63m)
林道が出来て簡単に行ける様になった。との話しであったが、その林道を見付けるのに一苦労があった。林道を見付けても滝見だけの林道なので落石が多く、タイヤがバーストしないかの冷や冷や運転となった。
往路:10分
復路:10分
散策時間:40分
林道西川線の入口が判り難いので、人が居れば聞いた方が良い。
数は少ないが数ヶ所に道標もあり。
15時32分に歩き始めるが、出発を焦った為に長靴を履かず、ストックも持たなかったので、これが渡渉で後悔することになる。
林道には角が尖った落石が多く、タイヤのバーストが怖くて落石を避けながらの走りとなり、時間が掛かって林道終点の駐車場に着く。
最初の整備された階段道を上ると、後は禄に踏み跡も付いていない状態の道となる。道であることが何となく判るレベル。
散策道入口にはしっかりした看板が立っていたので、散策道も整備されていると思ったが・・・
右岸、左岸へと渡渉が多く、長靴を履いて来なかったのを後悔する。太い木を拾ってストック換わりにするが、木は簡単に折れてしまい右足をドボンしてしまう。
沢に入ると踏み跡すら無くなる。岩ゴロゴロの沢を適当
に遡上して行くが、前方には既に大きな滝が見えている。
短い間に、この様な渡渉を数回繰り返す。
沢水が綺麗だ。と言うよりこれが当たり前で、兵庫の沢水が汚な過ぎるのだろう。
滝壺に近付くには大きな岩を乗り越えて行く必要があったが、滝壺に近付くと滝飛沫の攻撃に遭ってしまう。レンズが濡れてしまうので滝壺の写真は撮れなかった。
滝壺からの流水。
落差63mの直瀑である”まぼろしの滝” 霧状になって落水する滝なので、これ位離れていても滝飛沫が風に乗って飛んで来る。
肉眼で見た滝壺は小さくて魅力は無かった。
飛沫を避けると滝壺はこの程度しか撮れない。
散策道(?)の入口に戻る。往復共に10分程の距離だった。
10分程、滝見をして道の無い沢を引き上げる。
南紀 古座川周辺  関西百名山を目指している頃、古座川周辺を何度も走り抜けたので、今日”一枚岩”を見て懐かしく感じた。

道の駅 なち  朝の冷え込みを和らげる為に海抜6mの道の駅”なち”を今日の寝床とする。
今日は車の中からだけであるが、天柱岩、ぼたん岩を観光することが出来た。
記録を紐解けば'10年02月に”一枚岩”を観光している。
その時にはここに車を停めて”嶽ノ森山”に登っている。
南紀のエアーズロックである”一枚岩”はパノラマでないと写真には納まらない。これは北の端。
”一枚岩”の南の端。つるっとした岩肌なのでR・Cは難しいのか。
真冬であり、平日なのでキャンピングカーが1台来ていた以外には車中泊者は居なかった。直ぐ近くにコンビニが数件あり、温泉もあるので最高の道の駅であった。
折角、温泉が隣接していたのだが入浴料が600円だったので、今日の入浴は止めにした。
翌朝の外気温は4℃で暖かかった。夜明け前の”那智湾”では日の出を待っている時間がなかった。
'16年紀伊半島の滝巡り(太字は日本の滝百選)
1月14日 八草の滝 琴の滝 雫の滝 まぼろし滝 −− −−
1月15日 桑ノ木の滝 白見の滝 鼻白の滝 布引の滝 (荒 滝) (隠れ滝)
(松山滝) (八丁大滝) 十二滝 (高 滝) 瀬野の滝 笹の滝